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鳩間小中校校舎 改築工事に遅れ

工事が約2カ月遅れている鳩間小中学校新校舎の建設現場(竹富町教育委員会提供)=5日

工事が約2カ月遅れている鳩間小中学校新校舎の建設現場(竹富町教育委員会提供)=5日

資材遅延や人手不足で 新学期向け作業急ぐ

 2018年度3月末が工期の鳩間小中学校校舎改築工事が11月末時点で、約2カ月遅れていることが竹富町教育委員会への取材で8日までに分かった。竹教委によると遅れの原因は、悪天候の影響で資材の海上輸送がスムーズにいかず、作業員も不足したため。施工業者は、今月中に柱や梁(はり)、床、壁など躯体工事を終えて設備工事に入る。現場では、来年4月の新学期に間に合わせるため作業が急ピッチで進められている。

 同校の校舎は築後32年が経過し老朽化が進んだことで、既存の場所で建て替えている。校舎の建て替えをめぐっては、16年度実施設計、17年度の早い時期の着工を計画していたが、旺盛な建設需要に伴う作業員不足で建築業者の入札不調が続いた。竹教委は、町内の業者と17年9月22日に随意契約を結んだが、その後も仮校舎の入札不調や資機材の運搬が思うようにいかず工期がずれ込み、ことし1月に旧校舎の解体を始めた。

 竹教委は、当初の工事計画と現状にずれが生じていることから、先月下旬に施工業者に計画の見直しと指導を行った。

 建物は鉄筋コンクリート平屋建て。4工区に分けて工事が行われ、避難所を設け3階建の校舎もある。延べ床面積約831平方㍍、普通教室5室、特別教室、理科室、保健室なども整備する。事業費は建築、設備、管理委託を含め4億6927万2600円。

 竹教委の田代仁総務課長は、改築工事が17年度の明許繰越事業のため、「翌年度に繰り越すことはできない」とし、「躯体工事が終わると建築部分の7割が完了する。検査期間も考え、遅くても3月上旬には完工して引き渡したい」と新学期に間に合わせたい考えを示した。

 一方、同事業の関係者からは工事を急ぐあまり、養生などを怠ることで「コンクリート強度の低下」を招かないか心配する声も上がっている。

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