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名護親方作と伝わるいろは教訓歌第1句に

 名護親方作と伝わるいろは教訓歌第1句に「意見寄せ言や身の上の宝 耳の根を開けて肝に留めれ」とある。黄金言葉である▼兵庫県篠山(ささやま)市が住民投票によって市名を「丹波篠山市」に変えることを決めた。「丹波篠山」といえば丹波黒豆などの特産品を誇り、その知名度もブランド力も篠山市民が築いてきたもの。ところが市町村合併により隣に「丹波市」が誕生し、混同されたことから市民も市長も住民投票を選んだ▼自分のことは自分で決める。これが直接民主制の住民投票である。選挙を軸とする間接民主制で民意が反映されないとき、その機能を補完する。辺野古新基地をめぐる県民投票、まさに今行われている平得大俣の陸自配備計画をめぐる住民投票請求の署名活動もそれ▼特別なことではなく、全国では合併を除き40例あるという。近年は「TSUTAYA図書館」や「小中学校クーラー設置」など身近な課題も増える▼なのに県民投票実施に石垣市など4市が非協力姿勢を示す。議会で反対意見書を採択したのも石垣だけ。何たる狭量、恥ずかしい。これが大人のすること?▼平得大俣の署名活動は島の未来を担う若者たちが先頭に立つ。その署名数が目標の1万筆超えに刻々と迫る。大地から湧きいずるかの如き「意見寄せ言」である。肝に留めれ。(慶田盛伸)

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