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岡部君が大賞と分野賞 ジュニアドクター育成塾

大賞と分野賞を受賞した岡部壮良君=10日、東京都江東区テレコムセンター

ロケット打ち上げ実験発表
物理学者の夢へ前進

 【東京】国立研究開発法人科学技術振興機構が次世代人材育成事業の一環として実施する「ジュニアドクター育成塾 サイエンスカンファレンス2018」が10、11日の2日間、都内で行われ、全国の受講生から選抜された28組の実験発表の中から「ロケット打ち上げ実験その2」を発表した石垣市の石垣第二中学校2年の岡部壮良(そら)君が、大賞と分野賞を受賞した。W受賞を果たした岡部君は「物理学者になるという夢を、自信を持って言えるようになった」と喜びを表した。

 同事業は、理数、情報分野において、高い意欲や突出した能力を有する小学5、6年生、中学生を発掘し、学習を通じてその能力の伸長を図る体系的育成プランで、約1000人が、企業や大学など全国19機関から指導を受けている。

 琉球大学のサポートを受けた岡部君はロケットの重心位置とフィン形状を変えながら飛行実験を行い、機体のぶれや高度などのデータを取得。飛行に最適な条件を導きだした。「実験場所の確保や天候に左右される苦労もあったが、これで小型模型人工衛星を搭載するまでの道筋が見えた」と手応えも十分だ。

 指導に当たった琉球大学理学部物質地球科学科の前野昌弘准教授は「岡部君の自主性と調査力はたいしたもの。このまま真っすぐ進んでほしい」と期待を寄せる。

 岡部君は「今後はいかに火力を安定させ大型化させるかが目標。将来は物理学者になって、実験から製品化まで携わりたい」と夢を語った。(小笠原大介通信員)

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