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9月28日の開会から1カ月余にわたり議長選が…

 9月28日の開会から1カ月余にわたり議長選が難航していた与那国町議会の第20代議長に前西原武三氏が決まった。10月31日午前、行われた通算99回目の選挙で全会一致の10票を獲得し、選出された▼これで、開会後、会期すら決まっていなかった9月定例町議会が正常に戻った。前西原氏は議長就任後、「町民の皆さんに多大な迷惑をかけた」と陳謝。公正、公平な議会運営に決意を示したという▼今回の騒動は、議会勢力が与野党同数で、議長を出した側が採決時に数の上で不利になる、としておこった。その背景には長期間、不在が続く教育長人事があった▼与党からの要望で、外間守吉町長が議会の議決を経ずに処理する専決処分の教育長人事への適用を決めていたが、「係争に発展する可能性がある」として断念。最終的に与党が折れた格好だ▼与党議長が誕生したことで採決時の数の上では野党が上回ることになる。だが、行政のチェック機関としては与野党問わず議案に応じた「是々非々」の立場が求められよう▼今回議長選は県外の報道機関までもが取材・報道し、与那国島の名が不名誉ながらも全国に知れ渡った。町民の中からは「報道されるたびに恥ずかしい」との声も聞かれた。改選ごとに繰り返されることがないよう、今回を教訓とすべきだ。(下野宏一)

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