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名護市辺野古の米軍新基地建設に続き、安倍政権の上から…

 名護市辺野古の米軍新基地建設に続き、安倍政権の上から目線「粛々と」が、石垣島でもいかんなく発揮された格好である▼石垣島への陸上自衛隊の配備計画で防衛省が、駐屯地の造成工事を今年度内に着手する方針であることが報道で明らかになった。早期の完成を目指して、近く造成工事などの入札公告を行うという。地元の動向を理解することなく、強権的な「配備ありき」の既成事実だけが着々と進行している▼防衛省は石垣島に地対空、地対艦両ミサイル部隊や警備部隊など500~600人規模の陸自隊員を配備する方針。東シナ海で活動を強める中国軍を見据え、尖閣諸島を抱える島の防衛能力を強化することで、中国側をけん制する狙いがあるとされる▼駐屯地の完成を急ぐ背景には、大規模な土地造成を伴う計画が、来年度以降の着工となると、県の改正環境影響評価(アセスメント)条例の対象となる。適用が除外される年度内に造成することで、配備の遅れが生じるのを回避する狙いがある▼軍事色が漂う計画が国の強権によってあれよあれよと突き進んでいく。「国のやることだから仕方がないさ」とあきらめ的ムードはないか▼石垣島の未来を考えれば考えるほど、政治への無関心こそが後で取り返しのつかない結果を招くように思えてならない。(鬚川修)

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