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人手不足で人件費増 沖縄公庫

沖縄公庫・八重山経済チバリヨー懇談会で意見を述べる出席者ら=26日午前、南の美ら花ホテルミヤヒラ

沖縄公庫・八重山経済チバリヨー懇談会で意見を述べる出席者ら=26日午前、南の美ら花ホテルミヤヒラ

経済団体と懇談会
人材確保など意見交わす

 八重山地域の経済の動向や各業界のニーズの把握などを目的に沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)は26日、石垣市内のホテルで沖縄公庫・八重山経済チバリヨー懇談会を開いた。人手不足などを反映して▽運転資金が伸びている▽創業融資の実績が減少している—ことを報告、出席者からも「人手不足が深刻。大変困っている」との声が相次いだ。

 八重山支店の融資実績は、南ぬ島石垣空港開港翌年の2014年度から60億円台と高水準を維持しており、17年度は前年度を2・5%上回る66億7000万円。これまでは設備資金が全体の6~7割を占めていたが、17年度は運転資金が5割近くにまで伸びており、八重山支店の比嘉努支店長は「人手不足に伴う人件費の増加で運転資金が伸びた」と説明した。

 創業前後1年以内に実行する創業融資は15年度以降、減少傾向にあり、比嘉支店長は「人手不足と建築費の高止まりが影響していると考えている」との見方を示した。

 一方、業種別実績では、観光系と居住系の融資が多いのが特徴。観光系は、宿泊、旅客運送など。居住系はアパートのほか人手不足を背景に社員用社宅、建築作業員の宿舎の需要があるという。

 懇談会には3市町の経済団体、事業所の代表ら10人が出席。  

 人手不足について「観光客が増えているのに人手不足のために生産量が落ちており、先が不安」「女性が子どもを預けて働ける環境づくりが必要」「外国人労働者の雇用に力を入れなければならない」「日本語学校の誘致を検討課題にしてもいいのではないか」などの意見があった。人材確保に向けた、業界や事業所での取り組み事例の紹介もあった。

 川上理事長は「景気が拡大している今こそ投資の機会ととらえてほしい」とのメッセージを寄せた。

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