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9月28日の開会以降、議長が決まらない与那国町議会は…

 9月28日の開会以降、議長が決まらない与那国町議会は、25日にも外間守吉町長が与党を説得し、議会が正常化に動きだす見通しとなった▼9月の町議会議員選挙で与野党同数の各5人が当選。議長を出す側が1人少なくなり、対立議案の採決で不利になることから、与野党双方が議長選挙で相手側の議員の中から1人に投票。5ー5の同数から地方自治法に従い抽選で当選者が出ても辞退を繰り返すことで、議長選挙は24日で80回を超えた▼補正予算を含め議案審議もできない状況にしびれを切らし外間町長が12日、一般会計補正予算の中から3億9224万円余を専決処分し、住民生活への影響は最小限に抑えた▼だが、4週間近くも続く異常事態に、本土の情報番組までもが取材に入るなど、国境の島はもはや良いも悪いも全国区だ▼町長の説得が不発に終わり、議長不在がこれ以上長引くようだと、町民の怒りも頂点に達しており、「与党の責任」「野党が悪い」など、責任をなすり付け合うだけでは済みそうにない▼仮に議会解散となれば、選挙にまた税金が投入される。住民生活への影響も避けられないだけに、最悪の事態は何としても避けたいところ。町民ファーストで一日も早い議会の正常化が望まれる。まだ、会期決定も一般質問も残っている。(下野宏一)

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