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新八重山病院 バス路線を試験運行

新八重山病院に乗り入れる新規バス路線案内

新八重山病院に乗り入れる新規バス路線案内

新八重山病院に乗り入れる新規バス路線について説明する松原栄松代表(前列右から2人目)=19日午後、石垣市健康福祉センター

採算性精査し継続判断 3カ月間の期間限定
市地域公共交通協議会

 石垣市地域公共交通協議会(会長・漢那政弘副市長)は19日、新八重山病院に乗り入れる新規バス路線を試験的に運行することを承認した。運行会社の東運輸㈱(松原栄松代表取締役社長)は、沖縄総合事務局の認可が下り次第、運行を開始する。期間は3カ月間の限定。利用者数の状況から採算性を精査し、継続するかどうか判断する。料金は一律250円、小学生以下と障がい者は130円。同社は、採算のボーダーラインについて、1運行につき一般乗客12人(3000円)を設定している。

 新規路線はバスターミナルを起点・終点に新病院を折り返す計10㌔。バリアフリー対応の29人乗りマイクロバスが1日7往復する。所要時間は1往復約40分。始発はバスターミナル午前8時半、新病院からの終発は午後3時47分。

 路線開設に伴い、同社は新規バス停を12カ所に設置する予定。

 市健康福祉センターで行われた協議会で、3カ月の運行で出た赤字額の半分を市が補填(ほてん)することを確認した。松原社長は、今年の3月末に赤字運行で廃止になった「まちなかじゅんかんバス」を例に挙げ、「利用客が1運行4人程度だと1年間で約520万円の赤字が出る計算」として利用促進の必要性を訴えた。

 委員からは「まちなかじゅんかんバスのように、赤字になるのは目に見えている。市の職員が3カ月間乗車して、ニーズ調査を行いデータを収集すべきだ」「利用客が少なければ、市は同じ公共交通機関のタクシーに補助金を出したほうが補助額も安く済むのでは」などの意見が出た。

 路線を廃止する場合の対応について沖縄総合事務局の担当者は「試験運行を終了する最低でも1カ月前に、総合事務局に届け出をし、利用者に通知してもらいたい」と求めた。このため、バス会社は試験運行開始から2カ月後に継続か否かの判断を下すとみられる。

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