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郷土文化で創造農村を

創造農村ワークショップで八重山民謡の発信や展開について考える参加者ら=17日午後、石垣市立図書館視聴覚室

創造農村ワークショップで八重山民謡の発信や展開について考える参加者ら=17日午後、石垣市立図書館視聴覚室

パネルディスカッションする右から久万田晋教授、野田隆司氏、大工哲弘氏=17日午後、石垣市立図書館視聴覚室

創造農村ワークショップ
初日、民謡発信で意見交換

 郷土文化を生かし地域の諸課題を創造的に解決できる地域「創造農村」を目指す創造農村ワークショップin石垣市(文化庁、創造都市ネットワーク日本主催)が17日、2日間の日程で始まった。初日は石垣市立図書館視聴覚室でパネルディスカッションが行われ、八重山民謡の唄者や劇場運営者、民俗音楽研究者が、八重山民謡を国内外へ発信・展開する方法などについて意見を交わした。

 創造性に富んだ地域「創造都市」や「創造農村」を目指す地方自治体を支援し、自治体間の連携、交流を促進する取り組みで、ネットワークに加盟する石垣市など自治体の職員ら26人が県内外から参加している。 

  パネルディスカッションには、民俗音楽を研究する久万田晋教授=沖縄県立芸術大学附属研究所長=、沖縄県無形文化財(八重山古典民謡)保持者の大工哲弘氏、那覇市の桜坂劇場プロデューサーの野田隆司氏が登壇。

 久万田教授は「八重山民謡を発信する際、八重山方言のまま発信するか、翻訳するか、戦略を考える必要性がある」と指摘、大工氏は「知らない言語による音楽ならではの魅力もある」としつつ、「守り継承する芸能も、発信するための芸能も必要」とバランスの大切さを強調した。

 野田氏は「沖縄から発信するだけではなく、海外からアーティストを招くなど双方向性を持った取り組みがいいネットワークづくりにつながる。産業や行政と結びつきを強めることができれば裾野が広がるだろう」と提案した。

 18日は、みんさー工芸館や民謡研究所などを見学する。

 石垣市は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認める「創造都市ネットワーク」の「音楽分野」への登録を目指している。

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