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不名誉なギネス記録になるのではないか。…

 不名誉なギネス記録になるのではないか。与野党勢力が5対5の同数となっている与那国町議会の議長選は12日で49回を数えた。過半数を確保しようと、双方とも議長選出を受け入れない前代未聞の膠着状態が、9月28日の開会以降続いている▼実は2014年の改選時にも同様のことがあった。与野党は3対3。1回目の議長選は当然同数で並び、当選くじを引いた野党議員が辞退した。しかし、2回目で当選くじを引いた与党の糸数健一氏が引き受けた▼与野党同数の場合、与党から出すのが全国的な慣例となっているが、外間守吉町長は4年間、厳しい議会対応を強いられた。これが今回の事態につながっているのだろう▼ただ、議長が決まらなければ会期が決められず、議案審議もできない。となると執行側は専決処分という手段に出る。議会のチェックを受けずに予算を執行でき、議会は機能不全に陥る▼与那国は、政治的な対立が激しい土地柄だが、このままだと、与野党の溝はますます深まるばかり。長期化すればするほど、議長を出すほうの敗北感が大きくなるため、どちらも引くに引けなくなる▼この根比べ。打開策はないのか。凡人でも「三人寄れば文殊の知恵」という。議会には町民の負託を受けた選良が10人もいる。知恵がないはずはない。(比嘉盛友)

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