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OISTで研究成果報告

「子供科学技術人材育成事業サイエンスリーダー育成講座」を振り返り、今後の抱負を語った石垣中学校3年の(右から)山内琉大君、増田龍紀君、黒木さんごさん、同1年の増田健琉君=5日午後、同校

「子供科学技術人材育成事業サイエンスリーダー育成講座」を振り返り、今後の抱負を語った石垣中学校3年の(右から)山内琉大君、増田龍紀君、黒木さんごさん、同1年の増田健琉君=5日午後、同校

石垣中の生徒4人
海岸漂着ごみを調査

 7月から9月にかけて県内で行われた「子供科学技術人材育成事業(中学生および高校生プロジェクト)サイエンスリーダー育成講座」(一般財団法人沖縄県公衆衛生協会主催)に参加した石垣中学校3年の増田龍紀君(15)、山内琉大君(14)、黒木さんごさん(同)、同1年の増田健琉(たける)君(13)らがこのほど、沖縄科学技術大学院大学(OIST)で研究の成果を報告した。

 増田君ら4人は7月23、24、30、31日の4日間、国際海洋環境情報センター(GODAC)で、沖縄本島北部の海岸漂着物について研究。石垣島のフサキリゾート周辺の海岸と白保海岸、本島北部の豊原海岸と屋部海岸で拾い集めたプラスチックごみの種類や数、生態系に与える影響などについて細かく調べた。

 龍紀君は「科学に加えて環境問題も学べてよかった。人がごみを捨てた後、元の環境に戻るのに長い時間がかかることを他の人にも知ってもらい、自分自身も海岸清掃などに積極的に励みたい。来年も(同講座に)参加し、率先して環境問題に取り組みたい」と積極的。

 山内君は「地球の海岸漂着ごみが大変なことになっていると実感した。海と関係が深い県なので、一人一人の意識が変わり、いい方向になっていけばと思う。将来は科学に関わる職業に就けたら」と期待。

 黒木さんは「海のきれいな面だけ見ていたが、多くのごみがあり、ちゃんと考えることが大切。学んだことを発信して少しでも地球の海がきれいになるようにしたい。高校でも参加して幅を広げ、いつか科学や環境関係の仕事に就きたい」と刺激を受けた様子。

 健琉君は「きれいと言われる石垣島の海にもごみはあり、環境問題は将来にも影響すると思う。身近な自分たちから危ないことを伝えていきたい。もっと深く科学を知り、日常生活にも生かしていきたい」と抱負を語った。

 同事業は、子どもたちの科学技術に対するイメージの具体化や向学心を醸成し、県の科学技術と産業振興を担う人材育成につなげるのが狙い。実験やディスカッションを通して大学などの高等教育機関や企業、研究所の技術者や研究者から先端科学を学ぶもので、中学生プロジェクトには県内から約45人が参加した。

  • タグ: 石垣中学校海岸漂着ごみ
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