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まちなかの喧そうと強い日差しを逃れ、…

 まちなかの喧そうと強い日差しを逃れ、ひとときをバンナ公園で過ごした。木々のこずえを揺らす風、沢のせせらぎ、鳥のさえずり、セミの声。心地よい空間である▼気づけば、いつの間にこっかあらの美声が聞こえない。日脚も随分短くなり燕が舞い始めている。昨日とひと続きの暑い夏と思っていても季節は静かにうつろいゆく▼今年の夏は雨が多く、石垣では平年のほぼ2倍の降雨があったという。多くの死者を出した西日本豪雨に酷暑、相次ぐ台風に北海道地震。改めて自然の猛威を思い知らされた災害大国日本の、時のうつろいである▼市町村議会議員選挙が終わり、顔ぶれも変わった。初当選に酔うものあれば、わずかの票差に泣くのも選挙の常。自ら属する組織や地域に偏った政治家になってはなるまい。あるいは与野党という単純な考え方に縛られ、思考停止になってもならない。「民意」のありかを見極め、反映させていくことは難しい▼政治は政治家の専権ではなく、私たちのものだ。選挙の時だけでなく常日頃から関心を寄せ、首長も議員も私たちの代表にふさわしいか監視し、議論を重ね、時に声を上げる責務がある。市民の政治参加あってこその自治である▼季節のうつろいにも似て島々も人々も日々変わりゆく。前を向こう。島々の明日を信じて。(慶田盛伸)

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