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旧盆中日に大浜集落恒例の壮年ソフトボール…

 旧盆中日に大浜集落恒例の壮年ソフトボール大会に参加したが、その表彰式で司会が流ちょうな方言で進行していたことに驚いた▼司会は50代半ばの筆者より7歳下でまだ40代後半だ。筆者の年代でも方言は単語程度は分かり、ある程度聞いて理解はできるものの、実際に話せる人は数少ない▼司会をしていた後輩に聞くと、年配者などと話しをするうちに、身についたという。だが、方言は自分より目上、同級生、後輩で使い分けが必要。中途半端に覚えて目上の人にため口を使い、こっぴどく叱られたことで使わなくなった、との声もよく聞く。使いたくても簡単に使えないのが実情だ▼だが、その方言を自由に使いこなす世代が、高齢化で年々少なくなっている。この現状に県も「島言葉」の使用を呼び掛け、石垣市文化協会も「すまむにを話す大会」を開くなど継承に取り組んでいるが、広がりはまだまだだ▼若者が方言を使うのが旧盆行事のアンガマ。グショーからファーマー(子孫)を引き連れたウシュマイとンミーが裏声で、観客と珍問答を繰り広げる。そこでいや応なしに方言力が問われる。飛び入りの質問にどこまで方言でトンチを利かせて答えられるかだ▼方言は普段から使わないと身につかない。アンガマを方言習得の足がかりにしたい。(下野宏一)

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