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歴史の教訓を思い起こし、反戦平和への誓いを…

 歴史の教訓を思い起こし、反戦平和への誓いを新たにする戦没者追悼の8月が去ろうとしている▼73年前の8月6日に広島、9日には長崎に米軍の原子爆弾が投下され、瞬時にして尊い生命を奪った。ことしの広島原爆忌では「人類は歴史を忘れたとき、再び過ちを犯す。『ヒロシマ』を継続して語り継いでいかなければならない」と平和宣言が行われた▼被爆者たちは「あの悲惨さを知っていたら、核兵器が存在すべきでないことははっきり分かる。早く禁止にしてほしい」「核兵器や戦争はあってはいけない。絶対に」と訴えた▼太平洋戦争中、沖縄から本土への学童疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦に撃沈され、児童ら1400人以上が犠牲となった事件は、去る22日で74年を迎えた。那覇市の慰霊塔「小桜の塔」では、生存者や遺族らが犠牲者の冥福を祈った。生存者で対馬丸記念館の高良政勝理事長は「報復の連鎖を断ち切ることが課された使命」と恒久平和に向けた決意を語った▼追悼の夏は、なおも自らの終わらぬ戦争を抱える人、子や孫たちの時代を戦前のようにしてはならないと心を砕く人たちが戦争と平和を問う▼誰もが人が人を殺す戦争があってはならないことは分かっている。戦争の風化が懸念される中、平和を希求する不断の努力は忘れないようにしたい。(鬚川修)

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