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おおむね評判がよろしくない。酷暑のレース

 おおむね評判がよろしくない。酷暑のレースを避けるための東京五輪マラソン競技を理由とするサマータイム提案だ。安倍政権応援団を自認するあの新聞でさえ、社説で「働き方改革に逆行しないか」と慎重な検討を求めている▼提案は午前7時予定のマラソンを5時に出走させ、時計の針を7時にする。今夏に最高気温40度を記録した東京である。小手先で時間をごまかしても涼しくなる訳じゃない。競技関係者も観客も2時間早起きすればいいではないか▼サマータイムは夏時間と訳される。アメリカではデイライト・セービング・タイム、日光節約時間といい経済効率化が狙い。日本でも昭和23年、GHQの指示で実施されたが、国民の寝不足と残業増などの理由で4年で廃止された。導入約40年の欧州諸国でも経済効果が薄いとして廃止の動きにある▼八重山はただでさえ東京と1時間余の時差がある。実施されたらどうなるだろうか。真夏は夜8時まで明るいが、これが10時になる。残業が増える訳だ。朝はラジオ体操の6時半が8時半になる。太陽とともに起きれば遅刻である▼五輪と言えばなんでも通るような風潮が恐ろしい。五輪のために国民の健康と生活を差し出す。本末転倒ではないか▼五輪そのものを秋に移せ。唯一の解決策だ。きっと評判になる。(慶田盛伸)

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