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バーキとよく似たざるに落花生を入れ、…

 バーキとよく似たざるに落花生を入れ、司会の合図で殻をむき始めると、周りの人たちから応援の声が起こった。10秒の間にたくさんむいたチームが勝ちという「剥花生(バオ・フア・シェン)」だ▼暮らしの中に着想を得たゲーム。八重山の字会などが開く行事でお目に掛かった「縄ない競争」を思い出させる▼7月下旬、台湾の先住民族のひとつ、パイワン族が多く暮らす台東(タイ・ドン)県太麻里(タイ・マ・リ)郷のルパカジ地区を訪れ、収穫祭を取材した。八重山が豊年祭シーズンを迎えるころ、収穫祭や豊年祭といった伝統行事を行う台湾の先住民族も少なくない。筆者は同地区を昨年7月に初めて訪れ、その時の様子は同月の記事と本欄コラムでも取り上げた▼祭り会場には、昨年と同様に地域の政治家が顔を見せていたが、今年はその人数は増えていた。11月に台湾各地で行われる地方選挙に備えた動きだ。マイクであいさつする候補者もいて、プログラムが後ろへずれ込むこともあった▼ルパカジ地区は人口600人ほど。果物が豊富なことで知られる台東県らしく、あちこちにシャカトウの果樹園が見える▼小さな村であれ、大都会であれ、有権者の1票は平等だ。この1票をめぐり、候補者と有権者がコミュニケーションする。民主主義の風景は、八重山でも今あちこちに広がっていることだろう。(松田良孝)

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