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格安航空会社バニラ・エアが新規就航 石垣と成田、那覇結ぶ

就航記念セレモニーで、パネルを使って石垣路線の低価格運賃をPRする関係者ら=1日午後、南ぬ島石垣空港

就航記念セレモニーで、パネルを使って石垣路線の低価格運賃をPRする関係者ら=1日午後、南ぬ島石垣空港

石垣路線への新規就航で成田国際空港から初めて到着したバニラ・エア機=同

報道陣の質問に応じるバニラ・エアの田中龍郎会長=1日午後、南ぬ島石垣空港

石垣ー那覇、片道3000円台~
2路線通年運航を計画 年間搭乗率80%見込む

 成田国際空港を拠点に国内外路線で運航する格安航空会社(LCC)のバニラ・エア㈱(本社・千葉県成田市、田中龍郎取締役会長)が1日、石垣と成田、那覇を結ぶ2路線を新規開設した。この日は台風7号の影響で那覇石垣間の2往復4便が欠航して計503人(6月30日時点)に影響が出たが、1往復2便の成田石垣間は定時運航で合わせて345人が利用した。石垣路線の通年運航を計画する同社は、需要減となる冬場も減便させない意向で、年間搭乗率80%を見込んでいる。

 国内リゾート地を主要に路線拡大を続けるバニラは今回の新規開設で、成田から鹿児島と奄美大島に加え那覇、石垣の沖縄方面を結んだ。

 運賃は10月末までの夏ダイヤで、成田石垣路線が片道7000円台から、那覇石垣路線は片道3000円台から、と低価格帯を実現する。使用機材はエアバス320型機で提供座席数は180席。

 若年層や女性層の市場活性化に期待し、夏場は需要動向を見ながら増便も視野に入れている。利用客が落ち込む冬場の運航は現便体制を維持する。

 同日午後、南ぬ島石垣空港搭乗口前で開かれた就航記念セレモニーでは、関係者が低価格料金をPRするパネルを掲げ、新規参入を喜んだ。搭乗者にはオリジナルハンカチのプレゼントがあった。

 成田行きの初便に搭乗した登野城に住む男性(59)は「片道7000円台は魅力。長続きする路線になってほしい」と期待した。

 中山義隆市長は「新規就航は多くの人々が訪れる勢いになる。世界中の旅行者から注目される石垣島のブランド化を図りたい」と喜んだ。

 田中会長は「成田空港を経由した海外客の送客も可能になるほか、八重山の人々も気軽に首都圏へ行けるので支持してほしい」と呼び掛けた。

 

■バニラエアー・田中会長インタビュー

 低価格で那覇や首都圏へ 石垣路線、実績積み増便検討

 

 石垣路線に新規参入を果たしたバニラ・エア㈱の田中龍郎取締役会長は、1日の就航記念セレモニー終了後、報道陣のインタビューに応じ、県外路線を中心に成長を続ける石垣路線の展望を語った。

 ー新規就航を迎えて。

 リゾート路線をメーンに国内では那覇や奄美、札幌。海外はフィリピンのセブや台北、香港などへの路線拡大してきたが、高い人気を誇る石垣への就航が実現したのは喜び。首都圏や島の人々に低価格運賃で提供するので利便性も高い。

 ー通年運航の実現性は。

 冬場はかなり努力しないといけないが、観光資源の星空は魅力なので我々も島の情報を発信しながら年間搭乗率80%を目指す。

 ー需要に応じた増減便は。

 現時点で成田と那覇路線の便数は現状を維持する考え。まずは石垣路線の実績を積み上げることが重要と捉えている。来期における夏場の増便などは需要動向を見ながら検討したい。

 ー石垣路線の期待は。

 石垣は観光地として高いポテンシャルを持っている。成田国際空港に拠点を持つ地の利を生かして多くの外国人観光客を送客することにもつながる。逆に島の人々も低価格で手ごろに那覇や首都圏に行ける。双方向の利用が活発になってほしい。

  • タグ: バニラ・エア
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