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史上初の米朝首脳会談は12日、世界注視の“政治ショー”…

 史上初の米朝首脳会談は12日、世界注視の“政治ショー”としてあっけなく終わった▼同会談で不思議だったのは、自分たちは大量の核を持ちながら北朝鮮に核廃棄を求めていたこと。それなら自らを含めすべての保有国が廃棄して「核なき世界」にするのが道理だ▼同会談に向け安倍首相は「日本人拉致問題」提起をトランプ大統領に懇願しながら、沖縄のF15戦闘機墜落などのトラブル防止に触れないのは、止めどなく続く沖縄差別だ▼拉致問題に対し北朝鮮は依然「この問題は既に解決済み」との認識という。従って首相が本気で早期解決を望むなら反発を買う「最大限の圧力」を繰り返すだけでなく、北朝鮮との融和にもっと力を注ぐべきだ▼初の米朝首脳会談は、「完全非核化」の実効性などで懸念が示されている。しかし朝鮮戦争以降約70年にわたる長い対決の歴史に終止符が打たれ、「敵対から友好へ」踏み出したのは確かだ▼それは北朝鮮の後ろ盾の中国を含め東アジアから今までの戦争の危機と緊張状態が薄らぐことを意味する。となればその脅威を理由とする辺野古新基地や石垣の自衛隊配備は強いて必要なく、中山市長は配備を拒否すべきだ。いたずらに刺激や緊張を高めることは避け今こそ日本は東アジアの平和の流れを率先垂範すべきだ。(上地義男)

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