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隠そうとすればするほど、次から次と表面化してくる…

 隠そうとすればするほど、次から次と表面化してくる新たな疑惑▼ひとつのうそが拡大の一途をたどり、加計学園問題をめぐる攻防で、安倍一強の揺るぎない地位を築き上げた政権が窮地に立たされている▼これまでの対応を見ていると、あるものを「ない」と言ったり、面会したことも「記憶にない」と言う。文書で明らかになって初めて認めるご都合主義がはなはだしく、いまの国政はうそとごまかし、ペテンに満ちてはいないか。そう見られかねない▼さらに疑惑に拍車を掛けたのが愛媛県が21日、国会に提出した新文書。それには安倍晋三首相が、2015年2月に学園の加計孝太郎理事長から直接、獣医学部新設計画を説明され、これに首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたことが記載されていた▼文書には、首相官邸が「加計ありき」を主導したとみられる経緯が詳細にまとめられている。内容からしてこれまでの国会答弁を覆すもので、計画を知った時期についての首相の答弁が虚偽だった疑いが強まっている▼権力に追従はつきものと言われる。何を守るか、それによって何を失うか。政治家として当然の行動をとらないために、忖度という言葉が官僚や秘書官らを走らせるための道具になってしまうのではないか。それでは悲しい。(鬚川修)

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