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石垣島製糖の2017/18年期製糖が3日、終了し…

 石垣島製糖の2017/18年期製糖が3日、終了し、8日の製糖終了式で製糖実績が報告された。原料の生産量は10万2041㌧と前期を32・5%上回り、15年ぶりに10万㌧を超えたという。10万㌧は常に目標とされていただけに糖業関係者のよろこびもひとしおだろう▼品質面も甘しゃ糖度が平均13・88度と前期を下回ったものの、基準糖度帯内にあり、まずまずだ。これにより、原料代金と交付金を加えた農家手取りの総額は22億円を超え、前期を5億円近く上回った▼サトウキビは工場、生産農家だけでなく、運送など幅広い分野に影響を及ぼすだけに今回の増産は市経済への波及効果は大だ▼ただ、長年の課題も浮き彫りとなった。今回、原料が当初計画を大幅に上回ったことで操業期間が延び、5月にまでおよんだ。増産はうれしい誤算だが、収穫面では歓迎されない▼天候不良によるハーベスターの稼働率低下は避けられない。ただ、天候が回復し収穫機械がフル稼働しても工場の処理能力に限界があり、操業期間短縮は厳しい状況だ▼同社によると計画している新工場の処理能力は9万㌧以上の原料を100日以内に処理できる一日1400㌧を想定しているという。実現すれば原料の状態が一番良い時期に集中して収穫が可能。実現が待たれる。(下野宏一)

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