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八重山育成園にパン製造機寄贈 みやぎ米屋

デリ&ベイカリーおいしょうりの閉店に伴い、みやぎ米屋㈱の宮城智一常務取締役(右)からパン製造機の寄贈を受ける八重山育成園の利用者ら(左)=26日午前、大川の同店舗

デリ&ベイカリーおいしょうりの閉店に伴い、みやぎ米屋㈱の宮城智一常務取締役(右)からパン製造機の寄贈を受ける八重山育成園の利用者ら(左)=26日午前、大川の同店舗

事業化へ期待高まる

 精米店のみやぎ米屋㈱(宮城隆代表取締役)は26日、「デリ&ベイカリーおいしょうり」の閉店に伴って、不要となったパン製造機をパン製造の事業化を検討している社会福祉法人若夏会多機能型事業所八重山育成園(東金城達三施設長)に寄贈した。東金城施設長は「本当にグッドタイミング。関係者から事業所でパンづくりを期待する声もあった。園内での運用から始め、保育園に提供したり、利用者がかわいい制服を着て働くカフェを開いたりするなど、パンと一緒に地域の笑顔をつくれたら」と感謝した。

 同社は2010年1月においしょうりを開店、米飯付きの弁当や米粉パン、総菜、オードブルなどを調理・販売していたが、6次産業化を目指し16年から始めた水稲事業の急速な拡大で人出が不足、事業全体を整理するため、ことし1月に閉店した。

 中古厨房(ちゅうぼう)機器の売却先が見つからず、宮城代表が理事を務める市社会福祉協議会に相談したところ、パンの製造を検討していた八重山育成園に贈ることに。同園はおやつにパンを作っており、利用者の雇用にもつながるとして歓迎した。

 寄贈されたパン製造機はオーブン、生地発酵器、ミキサーの計3台で、購入時の金額は計600万円相当。多いときで1日で500個ほどを製造販売していたという。

 26日午前、閉店した店舗で贈呈式が行われ、宮城代表は「ちゃんと使ってもらえるところに渡ってうれしい。地域の方に喜んでもらえたら」と期待した。

 同園職員で1級パン製造技能士の資格を持つ荻堂健太郎さんは「現在は一度に120個が限度。沖縄本島では、多機能型事業所がパンの製造で利用者の雇用につなげている。八重山でも実現できたら」と夢をふくらませた。

  • タグ: 八重山育成園みやぎ米屋
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