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出会いと別れの季節。定年退職者にとっては…

 出会いと別れの季節。定年退職者にとっては30日が最後のお勤めだった。在職者が花束を贈り、謝意を伝える。笑いあり、涙あり。退職者は惜しまれつつ職場を後にする。心温まる光景だ▼石垣市役所の退職者の一人が在任中に話していた言葉が印象に残る。各課で対立する案件にも「それぞれの課で職責を果たせ」と。他の部署や幹部の忖度をせず、自らの職務を全うせよということだった▼中学3年のときのわが恩師も定年を迎えた。関係者からメッセージを依頼され、書いているうちに32年前のことが懐かしくよみがえってきた。当時20代。武骨で朴訥(ぼくとつ)というか、器用なタイプではなかった。校内では恐れられる存在だったが、やんちゃな僕らには適任だったのかも▼「キーホルダーの刑」を受けた同級生も少なくない。「やな先生や」と悪態をつくこともあったが、後腐れはなかった。憎めない存在だった。体育を担当していたので、柔道で組み合ったことも。奇襲作戦が成功したときは、してやったり。快哉(かいさい)を叫んだ▼結婚披露宴もあった。当時、NHK「銀河テレビ小説」で放映されていた「まんだら屋の良太」の踊りをみんなで練習してサプライズ▼振り返ると、楽しい思い出がいっぱい。新年度を前に、日々の積み重ねの大切さを思う。(比嘉盛友)

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