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初の副町長に金城信浩氏 与那国町議会

外間町長が提出した副町長の人事同意案件の採決に際し退席する與那覇英作(右)、与那原繁(中央)の両町議=16日午後、議場

外間町長が提出した副町長の人事同意案件の採決に際し退席する與那覇英作(右)、与那原繁(中央)の両町議=16日午後、議場

町政初の副町長に選任された金城信浩氏

3月定例会最終本会議
教育長同意案件は否決

 【与那国】町議会(田里千代基議長)は16日の3月定例会最終本会議で、元助役で㈱与那国石油商会代表取締役会長の金城信浩氏(74)を副町長に選任する同意案件を賛成多数で可決、町政初の副町長が誕生した。任期は4月1日から4年間。一方、昨年6月から不在が続く教育長の同意案件は賛成少数で否決された。昨年9月議会から3度目。

 副町長人事案件では、野党3人のうち2人が退席して採決に加わらず、与党の2対1の賛成多数で可決された。同同意案は昨年12月定例会に上程したが否決された経緯があり、2回目の提案で採決された。外間町長は「通るとは思わなかったので驚いている。行政内部の充実強化に尽力してほしい」と期待した。

 討論では野党側から金城氏の適任性と高齢による体調面などを不安視する指摘があったが、外間町長は「(適任者と)理解していい」と述べた。

 採決で與那覇英作、与那原繁両氏が退席。新里和男氏(72)を教育長に任命する案件には採決に加わって反対の意思を示した。

 本会議終了後、退席理由について与那原氏は「副町長を据えることは野党側の要望でもあった。先延ばしは良くないと思った。教育長は従来通り教育行政に関わった人選を求めていく」と答えた。

 金城氏は取材に対し「これまで議会でもめていたので採決されて驚いている。農業や漁業、観光に力を入れ、町長が掲げる地下ダム政策を中心とした各公約を推進したい」と抱負を述べた。

 一方、自衛隊配備問題や副町長選任に反対する住民の声について「そういう声にも耳を傾けていきたい。教育長も早く誕生してほしい」と答えた。

 

 【金城信浩氏プロフィル】

 1943年11月生まれ。与那国町祖納出身。国泉泡盛合名会社取締役就任後、与那国町議会議員2期、与那国町助役、与那国防衛協会会長などを歴任。

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