3項目で対応の違い 石垣市長選
- 2018年03月07日
- 社会・経済
各候補、本紙アンケートに回答
陸自配備、新庁舎建設、クーラー整備
陸自配備、新庁舎建設、クーラー整備
石垣市長選(11日投開票)では、石垣島への陸上自衛隊配備計画のほか、新庁舎建設や全小中学校へのクーラー整備の手法にも見解、対応の違いがみられる。前市議で新人の宮良操氏(61)=社民、社大、共産、自由、民進推薦=、3期目を目指す現職の中山義隆氏(50)=自民、公明、維新、幸福推薦=、前自民県議で新人の砂川利勝氏(54)は本紙アンケートに回答した。
クーラー整備について宮良氏は一括交付金、文科省補助事業、3月補正で5000万円を積み立てた公共施設整備基金などを活用する考えで、「単年度で十分実現可能」とした。
中山氏は、ネット上で不特定多数から寄付を募るクラウドファンディングのほか一般財源の増額、ふるさと納税の活用を挙げ、「予算の確保に努める」とした。
砂川氏は、新庁舎建設の市負担額を減らして財源を確保する考え。クラウドファンディングには「遊具など夢を与えるようなものに活用したい」とした。
建設費が現段階で76億円と試算されている新庁舎建設では、宮良氏が「事業費の高騰を精査する必要がある」、中山氏は「市民の理解は得らる」、砂川氏は設計を見直しても「緊急防災減災事業債を活用できる」との考えを示した。
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