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陸自配備で三者三様 市長選公開討論会

討論会終了後、笑顔で記念写真に納まる右から宮良操氏、中山義隆氏、砂川利勝氏=2日夜、市民会館大ホール

討論会終了後、笑顔で記念写真に納まる右から宮良操氏、中山義隆氏、砂川利勝氏=2日夜、市民会館大ホール

宮良氏「受け入れない」、中山氏「理解できる」、砂川氏「住民投票を」

 石垣市長選(3月4日告示、同11日投開票)に立候補を予定している前市議の宮良操(61)、現職の中山義隆(50)、前県議の砂川利勝(54)の3氏は2日夜、市民会館大ホールで開かれた公開討論会(八重山青年会議所主催)に臨んだ。最大の争点になる見通しの陸上自衛隊配備計画に対し、宮良氏は「ミサイル基地問題はいの一番の課題だ」として受け入れない考えを表明、中山氏は「国際情勢の変化から配備の必要性は理解できる」と一定の理解を示した。平得大俣の白紙を掲げる砂川氏は「新たな場所が決定した後、住民投票を実施する」との考えを明らかにした。

 出馬の動機について砂川氏は「石垣市をさらに良くしたい、元気にしたいという思い。市民が主役。市民の生活向上を含め、30年先の石垣島がどうあるべきか、4年間で足腰を鍛えたい」、中山氏は「青年会議所理事長時代に新空港問題で1万人署名活動に取り組んだ。政治がまちづくりに大きく影響すると感じた。そのときの気持ちは今も変わらない」、宮良氏は「青年期に新空港問題に関わったが、それがまったく生かされていない。ミサイル基地問題はいの一番の課題。子どもたちに将来を約束できる政治をしたい」とそれぞれ語った。

 重要政策については中山氏は▽新庁舎建設▽市役所跡地への複合施設の導入▽空港滑走路2500㍍延長▽ゴルフリゾート開発の促進▽病時・病後時の保育施設▽本島での八重山会館建設▽北西部の再開発―などを挙げ、最後に「私にはビジョンがある。実行力は2期8年の実績が証し。これからの4年間も全力で走る。石垣島が日本一幸せになることは間違いない」とPR。

 宮良氏は▽全小中学校へのクーラー整備▽6次産業化による循環型経済の構築でザル経済からの脱却▽平和の取り組み—などを挙げ、「平和を土台に豊かさが実感できる政策を実行したい」とした。「島の将来は市民が選ぶ。子どもたちは島の宝。いっときたりとも手を抜いてはならない。島に戻ってきたい石垣島をつくることは私たち全員の責任だ」と強調した。

 砂川氏は▽平得大俣の白紙と新たな場所での住民投票の実施▽新庁舎設計の見直し▽経済振興で島の均衡ある発展▽平久保半島一周線▽観光目的税の導入▽非農地や集落内農地の農振緩和—などを列挙。「対話で創る島づくり。対話がないと物事は解決しない。分かりやすい政治、しっかり判断できる政治をやり、新生石垣市をつくっていきたい」と訴えた。コーディネーターは、一般社団法人公開討論会支援リンカーン・フォーラム事務局長の児玉克哉氏が務めた。

  • タグ: 石垣市長選
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