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那覇支局時代、取材で度々お世話になった…

 那覇支局時代、取材で度々お世話になった先輩の宮良行雄氏から先日、石垣中学校第12期生「ゴッカンナーの会」の50周年記念誌が手元に届けられた▼先輩たちは、終戦時に台湾や南洋諸島、避難先の壕の中と過酷な状況下でこの世に生を受けた。終戦後の物の乏しい時代と混乱の中で多感な青春時代を過ごし社会人としては高度成長期後半も経験した▼記念誌は沖縄本島を中心とした同期会活動を「ゴッカンナーたちの軌跡」と題し、会員たちの幼年期、小学校、中学校時代の様子、小さな旅、寄稿文、座談会など50年間の取り組みが時代背景と共に収められている▼毎年、11月22日(いい夫婦の日)に開催される同期会の取材で垣間見られた会員たちの和。それと記念誌の中の活動内容に一貫するのは物のない時代にビー玉代わりにして遊び、会の名称にもしたゴッカンナー(方言名ヤラブの実)の丸っこい殻の固い実をほうふつさせる会員たちの強い絆である▼人生で長く付き合える同期生がいる。共に集うとは心を開き合うということなのだろう。先輩たちが歩んできた歴史から学ぶものは大きい▼何もしないところからは何も始まらない。楽しい老後にするためにその時代、時代を自分らしく生きる。記念誌には人間社会で大切な絆から生まれる人生の素晴らしさが詰まっている。(鬚川修)

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