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与那国島に関心のある人ならきっとほしくなる。…

 与那国島に関心のある人ならきっとほしくなる。ひと目でそう思える冊子が届いた。DiDi与那国交流館の広報誌第1号である▼同交流館のコンセプトに合わせて、内容は「風」「唄」「食」の3部構成。島の行事に欠かせない「ドゥンタ」(巻踊り)は「唄」で取り上げ、多幸を願う歌詞の内容などを紹介しながら、「与那国の芸能を表す最たるもの」と位置付けている▼「食」には「ザ・テンプラマスター」なる人物紹介があった。マチリの時期には400本もの砂糖テンプラを揚げるというつわものの登場だ。それがだれなのか知りたければ、広報誌をご覧あれ▼広報誌は一般の人たちが読みやすい内容にすることを心掛けて編集。カラー刷りのコミュニティペーパーのようなものを目指しているという。この狙いはまずは成功といったところか▼筆者は15年ほど前、池間苗さん(98)=元町文化財保護審議会委員長=から、神司(ッカ)の黄色い着物(タナチ)と、その染めの原料となる石(ンタ)を見せていただいたことがある。今回の広報誌には、「ッカ」が島にひとりしかいないことや、「タナチ」が持つ独特の色合いを再現することが難しくなりつつあるというレポートも掲載されていた▼島の文化をいかに継承していくか。深く考えさせられた。(松田良孝)

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