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44%が「休み取れていない」 中学校教職員

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石垣市教委 部活の休養日など課題

 石垣市教育委員会が実施した2017年度の学力向上推進計画の調査で、部活動や教職員の残業について「平日のうち週に1日休みを取れていない」「どちらかといえば取れていない」と回答した中学校の割合が合わせて44%に上っていることが分かった。市教委は部活動の休養日を平日と土日のいずれかの計2日間取ることが、教員の業務負担軽減や子どもの健全な成長促進の観点から「理想」としており、「(結果に)課題を感じている。教職員や保護者の理解を得ながら取り組みを推進していきたい」としている。

 市教委は15年度に策定した中学校の部活動時間についての方針で、各校に土日も含めて週に1日以上の休養日を設定するよう促しており、土日のいずれか1日を休みとする努力事項も規定している。

 方針は小学校にも準じる形でスポーツ少年団に協力を求めており、調査では25%が「どちらかといえば取れていない」と回答した。

 方針ではほかに▽こどもの日▽旧盆▽年末・年始休(12月29日~1月3日)▽旧十六日祭▽家庭の日(第3日曜日)ーを休みにするとしているが、これらも実践されていない現状がある。

 「家庭の日」について市教委は昨年12月、八重山郡体育協会(玉城学会長)に各種競技大会と行事などの開催を設定しないよう文書で協力を依頼した。

 玉城会長は「以前も家庭の日には極力大会を設定しないように各種競技団体に伝えたことがあるが、使用場所が限られていたり、ほかの週に大会が集中したりと、なかなか難しい実態がある。次年度の計画を組む3月あたりに再度、理事長から各種団体に伝えてもらうようにしたい」と話している。

 全国的には昨年5月に文部科学省が運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインの作成検討会議を開催しており、▽練習時間・休養日の設定▽指導の在り方ーなど4項目の検討を進めている。

 ガイドラインは本年度末に取りまとめられる予定で、市教委担当者は「(ガイドラインを基に)各小中学校と関係機関が連携しながら対応していくことになるだろう」としている。

  • タグ: 石垣市教育委員会残業
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