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泡盛酒甕の魅力学ぶ

陶芸家のポール・ロリマー氏

陶芸家のポール・ロリマー氏

ロリマー氏が製作した甕の一部を手に取る参加者=13日午後、石垣市商工会ホール

陶芸家ロリマー氏が講演

 泡盛の酒甕(さけがめ)について知識を深めようと石垣島みらいカレッジ公開講座「土と泡盛」が13日午後、石垣市商工会ホールで開かれ、窯業事業者や一般市民ら約50人が参加した。沖縄本島を拠点に酒甕づくりを行う陶芸家のポール・ロリマー氏を招き、泡盛甕の魅力について学んだ。

 ロリマー氏は酒器により泡盛の味に違いが出るため甕の選び方から使用する土の成分、こだわりの窯だきについて講話し、良い甕の条件として▽臭いがない▽軽くたたいた時に高音が鳴る|などの条件を挙げた。

 原料の土選びは現在も研究中で、カルシウム、鉄分、マンガン、マグネシウムなどがバランスよく含まれるよう数種類の土を混ぜて作陶。ロリマー氏は「この成分が泡盛と化学反応を起こし、味が変化する」とポイントを挙げ、窯内の温度は1300度の高温でないと「味にも影響が出る」と焼き上げ温度についても説明した。

 1980年から約15年間、石垣島でも製作活動をしていたロリマー氏、「石垣にも甕に適した粘土はある」と紹介。参加者からは「石垣島の粘土の良さ」「甕にウイスキーを入れて熟成させても良いか」などの質問が飛んだ。

 西表島から参加した嘉陽恵美子さん(52)は「過去に甕づくりに挑戦したが、温度が低く失敗した経験がある。こうした話はとても貴重」と感想を話した。

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