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16年、八重山の路上寝最悪 八重山署管内で790件

路上寝込み年別件数(八重山署館内)

路上寝込み年別件数(八重山署館内)

今年11月末で615件発生
警告書などで対策強化

 八重山署管内の路上寝通報件数が2016年に人口1000人当たり14・6件と、県内14署でワーストであることが、同署のまとめで分かった。15年(ワースト2)の11・9件から2・7ポイント増えており、同署は警告書を発行するなど対策を強化する一方、「路上寝は事件事故に巻き込まれる可能性があり大変危険」として、適度な飲酒を呼び掛けている。

 同署によると、同署管内の路上寝通報件数は、15年が701件、16年が790件。17年は11月末時点で615件発生。前年同期を82件下回っているが、依然、高いのが現状。

 同署管内では14年に、駐車場で酒に酔って寝ていた男性が車にひかれ、左鎖骨、右肋骨(ろっこつ)骨折など重傷を負ったほか、07年には死亡事故も発生している。また、路上寝を狙った窃盗が15、16年ともに5件発生しており、ことしは11月末時点で3件起きている。

 石垣市消防本部によると、路上寝者を見た人が救急車の出動を要請するも、搬送の必要性がなかったり、救急車の到着時に姿がなかったりする事例も多く発生しており、真に救急車を必要とする急患に対して、救急車の到着が遅れるおそれがある。

 八重山署は、注意喚起を目的に10日から路上寝者に対し警告書を発行しており、「警告書の発行を重ねても路上寝を繰り返す常習者には検挙もあり得る」としている。路上寝は道路交通法の76条に違反し、検挙されると5万円以下の罰金の対象となる。

 一方、路上寝はお隣の宮古島署管内でも多く、同署のまとめで15年が通報件数705件(人口1000人当り13・5件)、16年が733件(同14件)。人口1000人あたりの発生件数は15年がワースト、16年がワースト2と、本島と比べ、離島の先島が多い傾向にある。

  • タグ: 路上寝通報八重山署
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