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訂正多く全面差し替え 市長の資産報告書

2期目就任時に11万株
株損失額は未記載

 野党から数多くの不備が指摘されている資産報告書などをめぐり、中山義隆石垣市長はあらためて報告書を作成して提出、12月1日から閲覧を開始していることが分かった。福島英光氏の市議会一般質問で当局側から報告があり、大得英信企画部長は「様式、印鑑、表記の問題など多数の訂正箇所があった」と認めた。

 報告書によると、2014年の2期目就任時に保有していた株式の銘柄なども記載されており、8銘柄合わせて11万3050株。その後は基準日の12月1日の時点で保有していないとして記載はない。

 株取引で損失を出していることが分かっており、福島氏は衆院や県議会の事務局に確認したとして「国会議員も県議もマイナス所得を公開している。決してのぞき見趣味ではない。市長が公開しない根拠は」と質問、大得部長は「損失については所得と認識していない」と答弁した。

 中山市長は「許認可権がある市長の所得に不正がないか確認するための資産公開。増えた分はしっかり報告しており、マイナス分は報告する必要はない。損がいくらかに興味津々ということなので、のぞき見趣味だ」と反論した。

 また、公用で交付された所得証明書に記載されている損失額が黒塗りになっていることについて福島氏は「公用で交付された情報が黒塗りになるのはおかしい」と疑問視、市長は「内部でチェックするため公用としてとったが、私の個人情報が入っているので黒塗りとした」。

 資産等の公開に関する規則によると、報告書を訂正する場合は、訂正箇所に認印するとともに氏名と訂正年月日を記載すると規定しているが、今回の報告書は全面差し替え。福島氏は「規則によると差し替えてはいけない」と指摘、大得部長は「(差し替え前の)報告書は所管課で保管している」と述べ、これも公開対象とする考えを示した。

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