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水道水一部供給されず 冨崎地区高台

ホテル建設など影響 水需要増で水圧低下

 新川冨崎地区の高台で、時間帯によって水道水の供給を受けられない世帯があることが11日、分かった。仲嶺忠師氏が市議会一般質問で明らかにした。水道部によると、同地区では、名蔵と阿香花の2カ所の配水池系統から給水を受けていたが、県道整備に伴って名蔵配水池の配水管が切り離された上、近年のホテル建設や住宅増で水需要が増えていることから、水圧が低下しているという。伊良部義一水道部長は、配水系統の変更を検討する意向を示した。早急な改善が求められそうだ。

 仲嶺氏によると、新川の奈良佐、冨崎、皆野宿地区では2年ほど前から水圧が低下。特に市道観音堂線の山側では午後5時ごろから水圧が弱くなり、午後8時ごろには水が出ない世帯もあると指摘。

 答弁によると、住宅が高台にある市民から「水圧が時間帯によって低下する」との相談があり、ことし9月から12月にかけ給水栓に水圧測定器を設置して調査したところ、午前8時から午前10時、午後3時から午後9時までの時間帯に水圧が低下していることが判明した。

 仲嶺氏は「水道水が止まったことはないか」と質問、伊良部部長は「午後10時ごろ水が止まったとの連絡を受けている」と述べた。

 伊良部部長は「低地にリゾートホテルが集中しているため、ホテルの清掃時間帯、宿泊客がホテルに戻る時間帯に使用量が増加し、水圧低下の原因になっているものと考えられる」と説明、水圧を高める方法として名蔵配水池系統との接続を挙げた。

 同系統は、県道石垣港伊原間線の整備に伴い、石垣の塩工場前にボックスカルバートを敷設する際に切り離されたという。伊良部部長は「ボックスカルバートに配水管を添架することについて県八重山土木事務所と協議を進めている。許可が得られれば早急に設計、工事に着手したい」と答弁した。

 仲嶺氏はこの件に対する職員の対応を疑問視、「水が止まって大変だからと市民が相談に行ったら、職員が高架水槽をつけて対応したらどうかと発言している。誰が費用を出すのか。とんでもない発言だ」と追及した。伊良部部長は「当初の解決方法の一つとして説明した。他意はない。誤解を招いたのなら心からおわびしたい」と陳謝した。

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