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 この国に偏狭と不寛容が広がる。ネット上では沖縄へのいわれなき誹謗中傷、ヘイト(憎悪・差別扇動)が続く。基地反対運動の沖縄の民意は「反日・非国民」や「中国の手先」とされ、虚偽、ねつ造の言論がまかり通っている▼2年前、那覇市役所前交差点で「沖縄タイムス・琉球新報をつぶせ」と大書したのぼりを掲げ、大音量でヘイト演説している現場に出くわした。本土のヘイト言論にあからさまに迎合する者が沖縄にいる。それが衝撃だった▼ヘイトは真偽不明、悪意むき出しだ。辺野古で座り込む住民は「日当をもらうプロ市民」で、「その半分は中国人と韓国人」。何の検証もなく真実のように伝えられる▼他者を思いやらない自分ファースト、自己中心の行き着く先は憎しみと差別。他国への想像力を欠くゆがんだ愛国心は、いったい何を生むのだろう▼宮古島市で陸上自衛隊基地建設がとうとう始まった。ひたひたと忍び寄る影は息苦しい。私たちは分断と対峙を余儀なくされている。無念の極みである▼ドイツに本部を置く国際平和団体が「オール沖縄会議」の「不撓(ふとう)不屈の非暴力闘争」を称賛し、マクブライド平和賞を授与した。国際社会は見ている。沖縄や近隣諸国にヘイトを繰り返す日本社会は世界にどう見られるか。称賛されるか。(慶田盛伸)

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