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連絡協が建設反対表明 白保リゾート

白保集落北側での高級リゾートホテルに対する住民集会で、問題点について説明を受ける住民ら=15日夜、白保公民館

白保集落北側での高級リゾートホテルに対する住民集会で、問題点について説明を受ける住民ら=15日夜、白保公民館

下水道未整備指摘 署名活動を開始
公民館、24日の臨時総会で賛否

 白保集落北側の東海岸沿いで計画されている高級リゾートホテル建設に対し、白保公民館から課題を検証するよう依頼を受けている地元の環境保全団体で組織する白保リゾートホテル問題連絡協議会(新里昌央会長)は15日夜、住民を対象に「リゾートホテル問題を考える緊急住民集会」を白保公民館で開いた。連絡協は建設計画の問題点を指摘した後、下水道未整備地域を理由に反対の意思を表明、署名活動を同日から開始した。12月に請願として県に提出する予定だ。集会には住民約50人が訪れた。連絡協によると、24日には白保公民館の臨時総会が開かれ、建設計画の賛否を決定するという。

 連絡協は、㈱石垣島白保ホテル&リゾーツ(識名安信代表取締役)による7月の住民説明会で、地元住民から指摘のあった自然環境保全対策や汚水処理計画、事業者と関係機関との事前協議の確認事項についてまとめた問題点を説明した。

 連絡協によると、同社の開発許可申請は6日に県へ通達され、現在審査中という。このため、「住民の同意のない開発は認めない、白保の生活や自然環境に悪影響を及ぼす可能性のある開発は認めない」として建設反対の意思を示し、島内外を問わずに署名運動を開始するとの方針を示した。「石垣島白保リゾートホテル問題を考える」ホームページでもインターネット署名も行う。 

 また、ホテル建設に関わる㈱日建ハウジング(那覇市)、UDS㈱(東京都)、小田急電鉄㈱に対し、▽市自然環境保全条例の事前協議で事業者側の虚偽申請▽下水道未整備地域の開発で汚水によるアオサンゴ群落など周辺海域への影響▽海抜以下の建設地で汚水排水の地下浸透による周辺環境の影響ーなどがあるとして13日付で公開質問状を送付した。

 新里会長は「島のリゾート施設が全ていらないとは思わない。白保は豊かな資源あっての経済発展なので現状の白保の立ち位置を考えてほしい。賛同する多くの皆さんの署名をお願いしたい」と訴えた。

  • タグ: 白保公民館リゾートホテル建設
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