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断崖絶壁のタロコ峡谷で知られる台湾東部の花蓮。…

 断崖絶壁のタロコ峡谷で知られる台湾東部の花蓮。雄大な自然を生かしたアクティビティが楽しめるエリアとして、台湾の代表格だ▽その花蓮で先月上旬、豪雨で下山できなくなった3人のグループがヘリコプターで救助される遭難騒ぎがあり、1人当たり6万3000元の罰金を科せられた。日本円にして23万円余り▽台湾紙によると、6万3000元のうち、6万元は花蓮県が9月に台湾で初めてスタートさせた条例に基づく。同条例は、登山などでの事故防止が目的。救助された3人が問題とされたのは、初歩的な救護技術を持った人が同行していなかった点と、必要な保険に加入していなかった点である▽台湾で、山野でのレジャーに対して地方自治体が罰金を伴う条例を独自に施行することには、地域ごとに対応が分かれている。法律家からは「移動や居住の自由に抵触する」との指摘もあるという▽八重山でも、山や海のレジャーで事故が起これば、少なからぬ人たちが動くことになる。影響の大きさは言うまでもない。消防団員にしても、それが役割とはいえ、負担も相当なものだ▽西表の世界自然遺産登録に向けた動きが活発化するなか、行楽客の増加に対する懸念も根強い。リスクと期待。豊かな自然を誇ればこその悩みに、どう出口を見出すか。(松田良孝)

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