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以前に「社員の幸せ」を経営の神髄にする本土の食品会社経営者のことを書いた。…

 以前に「社員の幸せ」を経営の神髄にする本土の食品会社経営者のことを書いた。低賃金で将来設計も描けない生活が不安定な非正規雇用が横行する中、「社員の幸せ優先」という言葉の響きが何と心地よいことかと▼それが先ごろ、同じように「社員の幸せ」を経営理念にする県内経営者のコラムに出合った。県内有数の老舗総合建設業・東恩納組の東恩納厚会長が7月から県紙で連載していたコラムだ▼医師から父の跡を継いで建設業に転身した異色の経営者だが、その経営理念の一つが「より多くの利益を出し、社員と協力会社とその家族を物心ともに幸せにする」というものだ▼各企業には大小にかかわらずそれぞれ従業員がいて、その従業員たちにはそれぞれに守るべき暮らしと家族がある。しかしそこに目を向けず、自らの利益追求に走る経営者も少なくない▼そこでいま一度48期連続増収増益を続ける長野の食品会社社長の経営理念を紹介すると、「会社は経営者が財産をためるためのものでない。社員の幸せを何より優先させる。その思いが伝われば社員は自分の会社と思って一生懸命働き、結果として業績は上がる」▼東恩納組をはじめ県内でもそういう企業は多いはずだ。八重山もそういう経営者が増えれば「子どもの貧困」も確実に減るだろう。(上地義男)

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