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池村さん森の名手・名人に認定 独特の農具など製作

森の名手・名人に認定された池村泰欣さん=23日午前、市役所

森の名手・名人に認定された池村泰欣さん=23日午前、市役所

鍛冶屋の3代目

 森や山に関わるなりわいで優れた技を持ってその業を究め、ほかの技術者たちの模範となっている達人を顕彰する「森の名手・名人」(公益社団法人国土緑化推進機構主催)の加工部門で、石垣市大川で鍛冶屋(カンジャー)を営む池村泰欣(やすよし)氏(68)が認定を受け、23日午前、石垣市役所で伝達式が行われた。池村氏の認定は県内で19人目、八重山で5人目。

 池村氏は、父親の泰仁氏が約90年前に開業した池村鍛冶屋の3代目として伝統的な工法を受け継ぎ、新たな工夫も重ねながら、独特の山林刃物や漁具、農具を製作。

 一時期本島で鉄工関係の技術者をしていたが、20代後半に島に戻って家業を継ぎ、41年目。依頼者の細かな注文に応じてサイズや形状などを希望通りに作り、野鍛冶として八重山諸島の島民の暮らしを支えている。

 伝達式では、公益財団法人沖縄県緑化推進委員会の平良喜一理事長が池村氏に認定書を授与した。

 推薦者の中山義隆市長は「依頼者の声を聞きながらマッチした製品を作り、八重山の農林水産業に貢献している。今後も素晴らしいものを作り続けていただきたい」と激励。

 池村氏は「突然のことで驚いているが、大変光栄に思っている。手打ちの仕事なので力がいるが、体が続く限り島に合った鍛冶づくりを心がけていきたい」と意欲を語った。

  • タグ: 森の名手・名人池村泰欣鍛冶屋(カンジャー)
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