八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

似合わないのは帽子と思っていたのに、…

 似合わないのは帽子と思っていたのに、先日の凧揚げ旅行でパンパンに詰め込み背負いこんだリュックも家族からは散々だった▼そもそもリュックにしたのは両手が自由になるから。そこで同行のS氏に駅のホームで写真を撮ってもらった。おかしくないよと同氏の優しい一言▼ただし実際は、左手には凧を入れた風呂敷包み、右手には刃物や糸巻きなどの入った紙袋。おまけに竹などの骨材を入れた長い紙筒を肩からぶらさげている。これでは、どうみても放浪の画家山下清スタイル。都会のスーツにリュックの通勤族がさっそうとしているのはなぜなのか。この機会に観察してきたい▼目的の凧揚げの集いは、降り続く雨で予定が変更されたため、久しぶりに上野公園を訪ねてみた。風呂敷包みと紙筒をロッカーへ預け東京国立博物館で開催中の運慶展を目指した。さすが都会、平日の雨天でも会場へ急ぐ人波が切れない。切符売り場で並んで券を求めても、さらに入場まで40分も待たされるという案内に見物を諦め公園を散策することに▼改めて周りを見渡すと私同様のパンパンのリュックを背負い紙袋をぶら下げ立ち尽くしている人も多く和む▼とはいえ同じリュック姿でもこちらはのんきな凧揚げ道中、あちらはきょうの寝場所や糧を得るのに必死な面々。国難、消費増税どころではない。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム