八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

スズメバチに注意を

石垣島にも生息し、攻撃性が高いヒメスズメバチ

石垣島にも生息し、攻撃性が高いヒメスズメバチ

民家の外壁に営巣された、直径約70㌢にもなるという巨大なスズメバチの巣。専門業者により駆除された(八重山しろあり社提供)=9月11日

巣駆除依頼、昨年の倍 活動活発化、市が呼び掛け

 夏から秋にかけて活動が活発化するスズメバチに気をつけるよう、石垣市は注意を呼び掛けている。今月11日、石垣市中央運動公園庭球場付近の歩道で、草木の剪定(せんてい)・除草作業をしていた市の職員が、ツマグロスズメバチに体を十数カ所刺され、入院する刺害事故が発生した。ハチの巣駆除を行う業者によると、昨年に比べ駆除の依頼件数が2倍に増え、営巣場所は民家や畑に集中している。石垣市は「巣を発見したら、自分でむやみに駆除せず、行政や専門業者に連絡してほしい」と、巣に近寄らないよう注意喚起している。

 スズメバチは、ハチの中でも大型で、強力な毒を持ち攻撃的。人が巣に近づくと、巣を守ろうと威嚇し毒針で刺す。刺されるとショック症状で命を落とすこともある。石垣島や西表島には、ヒメスズメバチ(働き蜂・体長24~37㍉)、ツマグロスズメバチ(同約20㍉)などが生息。出現は5~2月とされている。

 ことし9月には、愛知県で車いすの女性(87)がスズメバチに約50分間にわたり刺され、多臓器不全で亡くなっている。

 同日、刺された職員は、垣根のブーゲンビリアやハイビスカスを剪定中、葉や枝で隠れた膝元ほどの高さにある巣に気づかず、ハチを刺激し刺害に遭った。職員は、腕や頭を刺された後に体の震えや血圧低下、呼吸困難に陥ったため、車で病院へ搬送。一晩入院後、翌日には無事退院した。

 スズメバチは今シーズン、7月ごろから目撃情報が増えはじめ、巣を駆除する業者によると石垣島では、民家の軒下や床下、外壁、防風林、お墓などに営巣。巣は、大きいもので直径約70㌢にも達し、このひと月で駆除依頼は10件と集中している。

 またことし、石垣市消防本部管内では、ハチに刺され2件の救急搬送があった。

 市施設管理課は、ホームページなどで注意を促しており、担当者は巣を発見した場合「近づいたり大声を出さずに、公共施設は施設管理課、学校施設は教育委員会、私有地は専門業者に連絡してほしい」と呼び掛けている。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム