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昭和56年10月10日。36年前の今日、

 昭和56年10月10日。36年前の今日、石垣市中央運動公園陸上競技場開場記念・第1回市民大運動会が開かれた▼午前8時台、運動公園へと向かう市民の姿がいまだ記憶に新しい。現代のような車社会ではない。ほとんどの家族が徒歩で日傘をさして重箱を抱え、道路を埋めつくした。その「笑顔の列」は途切れることなく続き、見る者を興奮させる光景だった▼陸上競技場はトラックとフィールドがあるだけで、メーンスタンドは未完成。前日、茂登岳で採火された炬火がリレーされ特設聖火台に点火されると、集まった1万5千人の市民が歓喜の声をあげた。待望の施設完成に多くの市民が心ひとつに喜びをあらわしたのだ▼石垣市歌は3番を「市民もろとも手をつなぐ われらの誇り石垣市」と結び、めざすべき市政のあり方をたかだかと歌い上げている▼15年ぶりの市民大運動会も市民の笑顔であふれた。「遠い昭和」と比べて人出をあげつらう気はさらさらないが、それでも「イベント疲れ」だけでは説明できない何か▼陸自配備計画のごたごた、ゴルフ場開発をめぐる前代未聞の市議逮捕劇、欠陥機オスプレイ飛来が日常化する不安。石垣市のリアルが市民の心をざわつかせてはいないか。市民もろとも手をつないでいるだろうか。「心ひとつ」になれる日を思う。(慶田盛伸)

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