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米国大統領が国内短距離移動用に使用する

 米国大統領が国内短距離移動用に使用する専用ヘリコプターは、「マリーン1」と呼ばれる。海兵隊が運用するからである。絶対的な安全性と信頼性が要求される▼機種は39年前選定と、29年前選定の2種。ニュースで見た方も多いだろう。古色蒼然(そうぜん)としている。来年、新たなヘリ機種を選定するという▼その海兵隊が運用する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、ついに石垣にも緊急着陸し、衝撃が走った。日常的に近海を飛行していたのかも知れない不安。頭上に迫りくる恐怖は可視化され、ベトナム戦争時のB52の飛行機雲を思い出した▼緊急着陸はこの半年で5件、墜落は1年で4件だ。昨年12月の名護市安部での墜落事故報告書が信じがたい。「困難な気象条件下で訓練した際の操縦士のミス」。事故時、在沖米軍トップは「民間地を避けた操縦士の判断が県民の命を救った」と力量を称賛したのではなかったか▼墜落した機体の映像を思い出してほしい。尾翼に「竜」の文字がある。5年前の沖縄配備時の隊長機のマークである。部隊を率いる最も優秀な操縦士が搭乗する機体▼県民の不安を顧みず、米軍説明を信じる防衛省に提案。そんなに安全なら政府専用機に採用したら? 総理が日常的に乗れば国民は信頼するかも。ホワイトハウスは絶対にやらないが。(慶田盛伸)

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