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オスプレイ依然駐機状態 修理作業確認されず

オスプレイの乗組員10人を乗せ、離陸する空中給油機。フィリピンに向かった=9月30午後5時54分ごろ、南ぬ島石垣空港

オスプレイの乗組員10人を乗せ、離陸する空中給油機。フィリピンに向かった=9月30午後5時54分ごろ、南ぬ島石垣空港

エンジン部分のパネルを開き、オイルを拭き取って点検を行う米兵=9月30日午前10時15分、南ぬ島石垣空港

「欠陥オスプレイはいらない」と叫ぶ人たち=9月30日午後、南ぬ島石垣空港北方フェンス沿い

米軍の空中給油機到着 米兵10人、演習先に移動

 南ぬ島石垣空港に9月29日夕、緊急着陸した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機オスプレイ2機は30日、離陸の動きはなく、駐機の状態が続いた。米軍側は、エンジンのオイル漏れが確認された1機の点検を行ったが、修理は終わっていないものとみられる。米軍の空中給油機KC130が同日夕、軍事演習先のフィリピンから飛来、米兵約10人を乗せてフィリピンに向かった。これによる民間機への影響はなかった。

 給油機がフィリピンから修理に必要な部分を運んでくるとの情報があったが、部品の搬入・取り換えなどの作業は確認されなかった。関係者によると、1日午前中に対応を協議し、必要な部品や機材を取り寄せて修理に当たる見通し。

 この日は午前9時半ごろから米兵が作業を開始。故障機の右側エンジン部分にかけてあったカバーを外し、プロペラをヘリモードから固定翼モードに切り替えると、エンジン部分からオイルがあふれ出し、機体についたオイルを急いで拭き取る作業が確認された。

 午後からは異常のない機体が数十分間エンジンをかけた。民間の給油車両から燃料の補給も受けた。

 空中空輸機は午後4時40分ごろ到着。オスプレイ2機の乗組員約25人のうち約10人を乗せ離陸した。

■米軍機の着陸許さず 

 市民団体が空港で抗議行動

 米軍普天間飛行場所属の輸送機オスプレイが緊急着陸した南ぬ島石垣空港の北方フェンス沿いで9月30日午後、平和憲法を守る八重山連絡協議会が緊急の抗議行動を行った。「怒!国民の安全を守れ」「欠陥機オスプレイは配備するな」と書いた横断幕を掲げ、「故障だらけのオスプレイはいらない」などとシュプレヒコールを繰り返した。

 上原均共同代表は「民間空港に突如として現れたことは言語道断。もしかしたら落ちたかもしれない。もしかしたらトラブルに名を借りて試しているのかもしれない。常態化の一歩を許してはいけない」と声を上げた。

 石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会の上原秀政共同代表も「驚愕(きょうがく)するとともに憤りを覚えた。オスプレイも対岸の火事ではない。自衛隊基地ができれば、これが当たり前の光景になるのではないかと危惧する。絶対に許してはいけない」と訴えた。

 訪れた人たちもマイクを握り、「私たちの専権事項は日常生活を守ることだ」「自衛隊もオスプレイの導入を決めており、基地ができれば輸送機は必ず飛んでくる。日常生活を脅かすことになる」と強調した。

 協議会の前代表、仲山忠亨さん(85)も駆けつけ、「危険極まりない。ついに来たかという感じだが、今回で終わりにするために一致団結して頑張らなければならない」と話した。

オスプレイをめぐる動き

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