八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

美ら星原案を可決 石垣市議会最終本会議

美ら星ゲート構築事業費を減額する2017年度一般会計補正予算2号の修正案に賛成し、起立する議員。少数で否決された=21日午後、本会議場

美ら星ゲート構築事業費を減額する2017年度一般会計補正予算2号の修正案に賛成し、起立する議員。少数で否決された=21日午後、本会議場

光の架け橋事業も

 9月定例石垣市議会(知念辰憲議長)は21日、最終本会議を開き、総務財政委員会(平良秀之委員長)が美ら星ゲート構築事業費3億6396万円を減額した2017年度一般会計補正予算2号の修正案、サザンゲートブリッジをライトアップする光の架け橋事業費7672万円をカットした同補整予算3号の修正案をそれぞれ賛成少数で否決、原案を与党の賛成多数で可決した。総務財政委で否決となった、市健康福祉センター内に予定する「まち・ひとづくり支援センター」の設置条例案も原案可決された。  

 美ら星事業をめぐっては、与党内にも疑問視する声があったが、赤字補填(ほてん)など市からの持ち出しがない民間企業の自立運営を条件に賛成に回った。大嵩久美子観光文化スポーツ局長は質疑で「市からも持ち出しはない。撤退が行われないよう契約条項に違約金を設けて自立運営を担保する」と明言した。

 野党側は討論で「いまだに収支に対する疑念が晴れない。とぅもーるネットセンターもコールセンターも同じように問題がないという説明だった」などと指摘した。

 光の架け橋創出事業は、サザンゲートブリッジを土日にライトアップし、夜景スポットを創出するもの。大石行英氏が「市が策定中の星空条例と整合性がとれるのか。条例は、光害をなくすのが条例の目的。真っ向からこれを否定するものだ」、箕底用一氏も「減額して見積もりをやり直し、減額分を教育予算に回すべきだ」と疑問を呈したが、中山義隆市長は「夜空に光が出ないよう条例に沿う方向を考える」と理解を求めた。両氏とも原案に賛成した。

 一方、維持管理について大得英信企画部長は「広告収入で財源を確保するが、市直営なので大きな修繕は一般財源から手当てすることになる」と答弁、台風などで被害を受けた場合は市が負担することになるとの認識を示した。

 条例については福島英光氏が「地方自治法222条に基づき予算を伴う条例を出すべきだ。福祉避難所兼ふれあい施設を先に進めるべきだ」と反対した。

 本会議では議案24件、市農業委員会委員19人を任命する同意案19件を可決。漢那政弘副市長は「南、中部、東部、北部、西武の五つに区分し、耕作面積、年齢、営農類型など総合的にバランスを考えて選定した」と述べた。

  • タグ: 石垣市議会
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム