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受け継がれる歌、踊り熱演 盛況に「黒島の伝統芸能祭」

黒島の豊年祭のクライマックスを再現し、島独特の踊り「はでぃくまい」を披露=17日夜、石垣市民会館大ホール

黒島の豊年祭のクライマックスを再現し、島独特の踊り「はでぃくまい」を披露=17日夜、石垣市民会館大ホール

20年ぶり開催 豊年祭も再現、市民ら堪能

 ふるさとの伝統芸能を再確認するとともに、演舞を通じて次世代への継承を目指す石垣在黒島郷友会(玉代勢泰忠会長)主催の「黒島の伝統芸能祭」が17日夜、石垣市民会館大ホールで20年ぶりに開催された。立ち見客が出るほどの盛況ぶりで、大勢の市民らが島内各集落で受け継がれる歌と踊りを堪能。台風9号の影響で、ことし中止となった島の豊年祭が再現されると、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。

 舞台は、島の結願祭・独特の民俗芸能・豊年祭をテーマにした3部で構成。黒島中学校(赤嶺弘昭校長)の生徒らと地元青年による勇壮な棒術で幕開けした。

 厳かな雰囲気の中、島の芸能の豊かさのゆえんとされる結願祭を、東筋・宮里・仲本集落の住民らが展開した。

 第2部では、好色の老人が主人公の演目「山崎ぬあぶぜーま」を黒島公民館が披露。老人が村娘に言い寄ったり、妻に見つかり修羅場になる場面など、踊り手がコミカルな動きで役を演じ、詰めかけた観客らの笑いを誘った。

 黒島の豊年祭を再現した第3部では、「笠踊り」「鎌踊り」、島独特の滑稽踊り「はでぃくまい」などを次々と繰り広げた。

 祭りの本番さながら、集落対抗で行うパーレー競漕、ウーニ走も上演。全出演者による巻き踊りで幕を閉じた。

 幕あい、玉代勢会長が「幸いにも、本日の公演では若い出演者が多い。踊りの技量はまだまだ先輩たちに及ばないが、確実に後継者育成が進んでいると実感している。ぜひ温かい拍手で激励してほしい」とあいさつした。

  • タグ: 黒島の伝統芸能祭石垣在黒島郷友会
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