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人類はいつになったら核兵器の恐怖から解放されるのだろうか…

 人類はいつになったら核兵器の恐怖から解放されるのだろうか▼北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威に世界的対応が望まれる中、核兵器使用の惨状をしっかりと胸に刻みたいと先日、市民会館展示ホールで開催中のヒロシマ原爆展を参観した▼展示された遺品の数々、極限状況の中で懸命に耐え必死に生きようとした人たちの文章を読むと胸が詰まる。記録につづられているのは現代の地獄の惨状である。「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という被爆者たちの切なる思いが、見る者を圧倒し原爆のもたらす恐怖を訴える▼かつて米軍統治下の沖縄には核ミサイル基地が存在した。いま形は違えども石垣島では、陸上自衛隊のミサイル基地配備計画が進行中である。賛否両論、子どもたちの未来のためにも今こそ冷静な判断が必要だ▼無関心というものの行き着く先から赤信号も戦争もみんなで渡れば怖くないの危険な発想を起こさせてはならない。戦争や核兵器の恐ろしさを、人づてに聞くのではその悲惨さや命の重みは実感としてなかなか伝わりにくい▼一瞬にして、あるいは被爆後に無念の死を遂げた多くの人たちの;声なき声;に応えるためにも、ぜひ自分の目で確かめて、愚の骨頂である戦争と核兵器使用の悲惨さを知ってほしい。ヒロシマ原爆展は15日まで。(鬚川修)

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