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「日本の軍拡 平和への道」 村井氏、中国の脅威強調

東京国際大学国際戦略研究所の村井友秀教授の講演を聞く参加者=6日夜、石垣市健康福祉センター

東京国際大学国際戦略研究所の村井友秀教授の講演を聞く参加者=6日夜、石垣市健康福祉センター

陸自配備推進協が市民集会
70人参加、アピール採択

 石垣島への陸上自衛隊配備推進市民集会(主催・石垣島自衛隊配備推進協議会)が6日夜、石垣市健康福祉センターで開催され、「東アジアの平和の理論」と題して講演した東京国際大学国際戦略研究所の村井友秀教授は、中国を一番の脅威に挙げ、「平和の理論は、日本が軍拡すること。これが平和につながる道だ」と強調した。70人余りが参加し、陸自配備推進を求めるアピールを採択した。

 村井教授は、脅威となる国の条件として▽攻撃の能力▽攻撃の意思▽サイズ(人口、資源など)▽近さ—の四つを挙げ、すべてに当てはまるのが中国とした。中国は共産主義下で資本主義政策を進めた結果、貧富の差など国内に不満があることから、日本を外敵にして民族主義をあおっていると解説。

 村井氏は「中国は損得勘定で動く合理的な国」として、軍事コストのかからない局地的な小戦争であれば、外交手段として起こす可能性があると指摘。これを防ぐため軍縮か軍拡かの選択を迫り、「最悪のケースを考えると、軍縮だと戦争になり、軍拡は軍事力の競争になる。戦争で人が死ぬより軍拡がまし。現状の軍事力の差を広げないよう、平和を守るためには軍拡が合理的だ」と述べた。

 石垣島への配備については、フロアからの質問に「陸自配備は石垣の皆さんが決めることだが、軍事理論からすると軍事力を大きくみせるほうがよい」と答えた。

 集会の冒頭、推進協の三木巌会長は「中国は弱いところを攻めてくる。私たちはしっかり自分の島を守っていかなければならない」とあいさつ。アピールは「確固たる防衛体制は国民の最大の福祉。私たちは未来永劫(えいごう)、平和を保つため、防衛体制構築を理解し、市民・国民として協力をしていかなければならない」としている。

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