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「負動産(ふどうさん)時代」と全国紙が報じている。…

「負動産(ふどうさん)時代」と全国紙が報じている。所有者不明、相続されない土地は、九州より広い410万㌶に上るという。市場価値がないのに税負担や管理コストが重くのしかかる▼かつて不動産は、持っているだけで値上がりする大切な資産だった。だが、地方では地価下落がとまらない。石垣でも散在する危険家屋が「負動産」の例。住む人のない木造家屋は傾き、朽ちていく。関係者は撤去費用を工面できず放置する▼バブルに沸いたリゾート地が二極化している。苗場や越後湯沢などのリゾートマンションが価値低迷の一方で、熱海では「億ション」が人気という▼奇妙なことに石垣では「負動産」と土地取引の活況が共存している。新空港開港以降リゾート地化が進む一方で、共同住宅の建設が相次ぎ、誰が住むのか次々に部屋は埋まっていく。川平や白保、竹富島ではリゾート開発反対の動きもある。もしかしてバブルの再来?▼もう何度目だろうか。本土復帰直前の農地買い占めを最初に、バブル期、「海の見える高台」と共同住宅建築ラッシュだった04年から06年のミニバブル期、そして今回とすると4度目だ▼目を引く「売り地」や「管理地」の立て看板。きょうは旧盆送り日。ゆかりある祖霊は島のありよう、現世をどうご覧になっただろうか。(慶田盛伸)

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