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台湾は2016年5月に独立志向の強い民進党が…

 台湾は2016年5月に独立志向の強い民進党が政権を奪還して以来、中国との関係が冷え込んでいる。ただ、中国からの観光客は激減したものの、日本や東南アジアなど近隣国からの観光客が増え、昨年は前年より9日早く来台観光客1000万人を達成した▼といって、中国との関係は不安定なままでかまわないわけではない。台湾の中国向け窓口機関、海峡交流基金会理事長などを務めた江丙坤(ジアン・ビン・クン)氏(84)は「台湾と中国の特別な関係」が台湾に進出する日本企業のメリットになると指摘する。「冷え込み」のなかにあっても、台湾の存在価値を高めるツールとして中国との関係を捉えようとする▼江氏の複眼的な視野は日本企業にも及ぶ。日本の良さは「きちょうめんで最高のサービスを提供するところ」。しかし、「きちょうめんさが邪魔になり、弾力性に欠ける」▼台湾を代表する日本通のひとり。身近で見てきた日本企業の長短を踏まえ、体質改善を促す▼沖縄と台湾の間では多方面で交流が活発だ。沖縄は台湾をどう見ようとしているのか。立体的か、広がりのある平面的な視角か▼視界に入っているのに見えていないものは多い。そこから何を見いだせるかは見る人自身の姿勢次第だ。江氏の話を聞いていて、筆者自身のモノの見方を問われているような気がしてきた。(松田良孝)

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