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臨時保護者会 教諭暴言、学校側が謝罪

当人欠席も深く反省 児童の心のケア取り組む

 石垣市立の小学校に勤務する20代女性教諭の暴言問題を受け、同校PTAによる臨時保護者会が24日夜、同校体育館で非公開で開かれ、学校側がこれまでの経緯を説明した上で「(女性教諭の)行き過ぎた指導と不適切な言葉による児童の苦しみと恐怖感を察知できずにおわびしたい」と謝罪した。学校側によると、体調不良を理由に女性教諭は欠席したが、保護者からは直接謝罪を求める厳しい意見や、一方では勤務姿勢を高く評価する声などがあった。校長は「(本人の)体調面を考慮して、暴言などの詳細な事実確認はできていない。本人も教員を続ける意思はあり、管理職による指導と児童たちの心のケアに努めたい」と再発防止を誓った。

 体育館で行われた保護者説明会はPTAの臨時総会として開かれ、保護者や地域住民ら約250人(PTA発表)が出席、約1時間30分に及んだ。

 学校側によると、保護者から暴言と体罰に関する本人と学校側の事実確認を求める意見があったが、校長は「暴言の事実には確認、不確認の部分がある」と前置きした上で「児童に言ってはいけない言葉や間違った叱り方で恐怖感を与えてしまった」と述べた。

 説明会で校長は「子どもたちが深く傷つく言葉を発してしまったことは大変申し訳なく思っています。子どもたちの人格を否定することは全くありません。指導の口調が強く、怖がっていることを聞き、深く反省しています。改めるべきところは私にあります。子どもたちの気持ちが分かる教師になりたいと思います」と女性教諭の謝罪文を代読した。

 PTA会長は「保護者には、執行部が早い段階で問題を解決できなかったことを謝罪した。本人が児童に謝罪することがスタートになる」と話した。

 説明会終了後、女性教諭が受け持つクラスの女性保護者は「(女性教諭が)いなかったので、事実確認ができなかった。これだけ大きな問題になったのは校長や学校側の対応が遅れたのが原因」と指摘した。

 別学年の女性保護者は「学校組織としての責任でもあり、先生のメンタルケアは必要。先生を支える組織づくりを学校や教育委員会が考えないといけない」と話した。

■「熱心で頑張り屋」

 保護者から擁護の声も

  保護者からは「私は先生に感謝している。日本一の小学生を目指しており、とても熱心で頑張り屋。熱心なだけに強く出過ぎたり、イライラしたこともあったと思う」と理解を示す声も上がる。

 この教員が2人の子どもの担任だったという女性(41)は「私たち親も大きな声で怒ったりして子どもの心を傷つけてしまうことがある。決してそうしたくなくても、余裕がなかったり、言っても言っても聞かないときは親をバカにしていると強く怒ったりする。学校でも場合によっては少し強く怒ることも必要だと思う」と話す。

 「うちの2人の子どもも最初は怖いと言っていたが、だんだんと先生の良さが分かり、大好きになった。4年の子は先生のおかげで教員を目指している。だから、うちの子どもは大好きだと伝えようと先生に手紙を書いていた」と話した。

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