八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣市立図書館、中高校生の利用減 

32130.png

市立図書館を利用する親子ら。昨年度は延べ5万4841人が利用した=19日午後

16年度、全体の2.1% 関心持たせること課題

 中学生から高校生までの若い世代の石垣市立図書館利用状況が2014年度1330人、15年度1279人、16年度1155人と減少傾向にあることが、同館のまとめで分かった。同館は14年度から参加型の特別企画展を開催するなど対策を講じているが、「なかなか利用につながらない」(野底由紀子館長)と苦慮している。

 2016年度の年間利用者数は延べ5万4841人(前年度比273人減)で、うち13歳から18歳までの利用者は1155人(同124人減)と全体の2・1%にとどまった。

 野底館長は「学校図書館が充実していることや、部活動などで忙しいことが背景にあるかもしれない。本が好きな子は来るが、それ以外の子にどうしたら関心を持ってもらえるかが課題。ほかの自治体のイベントなども参考にしながら、利用しやすい環境をつくっていきたい」と話す。

 一方、市内の保育園や幼稚園、小中学校、児童施設などを対象に行っている団体貸し出しは、昨年度が1万462冊で前年度比242冊増。同館によると、学校によって利用がまちまちで、特に中学校への貸し出しが少ない傾向にあるという。

 団体貸し出しでは、教諭らが空き時間を利用して来館して借りており、多忙を理由に来館できないケースも想定されることから、同館では職員が配達と受け取りを行うことも検討している。

 大田将之資料サービス係長は「調べ学習などで、学校図書館だけではそろえられる資料に限界があると思う。児童生徒により多くの資料を提供するためにも市立図書館を活用してもらいたい」と呼び掛けている。

  • タグ: 石垣市立図書館利用状況
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム